Google Analytics

BASEにGoogleタグマネージャーを設置する方法は!?(GoogleTagManager / GTM)

こんにちは。「ホワイトくま」です。

今回は、お仕事でBASEにGoogleタグマネージャー(Google Tag Manager / 以降 GTM)を導入して欲しいと要望があり、調査してみたので結果だけまとめてみました。

結構企業が提供するECプラットフォームだと自由度がないので、
設置できないケースが多く契約後にそれが発覚して、
問題になるケースが多いので事前に調査をしておきましょう。
※ちなみに今回の依頼者はもともとBASEでECショップを運用していた会社から、広告を打ちたいのでGTMを設定したいという流れで依頼がありました。

調査内容
・Googleアナリティクスでの計測は可能か
・Google広告のコンバージョンは取得できるのか
・Google Tag Managerの設置ができるのか

(昨日の私)
BASEは人気のサービスだし当然GTMも設置できるっしょ!

ちなみに…BASEはECサイトを作成する際に面倒な開発やカード会社との契約が必要ない、販売価格に合わせて成果報酬型に、マージンが発生するECプラットフォームのサービスです。

BASEサイト画像

BASEサイト
https://thebase.in/

そもそもBASEにGoogleアナリティクスでの計測は可能か?

Googleアナリティクスでの計測は可能なようです。
下記で設置ができます。

BASEapp – Google Analytics 設定ページ
https://admin.thebase.in/apps/19/settings

BASEapp - Google Analytics 設定ページ

「Googleコンバージョンタグ設定」というappを利用しての設置のため、
タグを加工して設置することはできませんが、
通常のユーザ数やセッションなどは取得できます。

では、BASEでGoogle広告のコンバージョンは取得できるのか?

こちらの答えも「はい!」です。
できました。

ECサイトに直接ランディングさせたGoogle広告のコンバージョン数は間違いなく取れます。
ただ「クロス ドメイントラッキング」がタグをいじれない関係でおそらく設定できないので、ECに直接ランディングしない流入の場合、
広告のCVもうまく取得できるのか不安です。。。。

Googleコンバージョンタグ設定というappを利用しての設置のため、
タグを加工して設置することはできませんが、
通常のユーザ数やコンバージョン数は取れます。

BASEapp – Googleコンバージョンタグ設定ページ
https://apps.thebase.in/detail/27

BASEapp - Googleコンバージョンタグ設定ページ

結論:BASEにGoogleタグマネージャー(GTM)を設置はできません!

コンバージョンのお話の流れで感のいい人は気づいたと思いますが、
僕の調査した結果では、BASEで個人ショップ全ページにGTMタグを設置する事は現時点ではできないと結論づけました。

APPのアプリの中に全ページにタグ設置できるものはないの?

APPのページでくまなく探してみましたが、ページ全体に外部タグを設置する項目を網羅しているものはありませんでした。
2021年1月時点ではまず無いようです。

HTMLソースにGTMタグを直書きできないの?

GTMタグを直接書く方法を模索してみたところ、「デザイン」ページ内の「HTML編集」から直書きできるっぽい箇所がありました。

そこでGTMのタグを設置して検証を試みました。

BASEでソースに直接GTMタグを設置しました

結果、、、、、、うまく挙動しませんでした。
うまくいきそうだと思ったのですが調べてみると、
すでにBASE運営側の設置している「GTM-5JX8TL」idのGTMが入っていました。これでデータ取られてるみたいですね。
BASEさん抜け目無いねwww

こちらのタグがバッティングする形で数値の取得がうまく行かないようでした。

最後に結論です

今回の記事タイトル「BASE(ベース)にGoogleタグマネージャー(GTM)を設置する方法は!」への回答としては、

設置はできません!! (すいません!!)

また、Googleアナリティクスでのeコマース トラッキングもできなかったです。
BASE提供している何か、もしくは提携しているサービスであればもしかしたらできるかもしれません。
まあ通常にGoogleアナリティクスは設置できるので、普通のユーザさんは気にせず使っても良いのでは無いでしょうか。

もしかしたら僕のスキル不足かもしれないので、
設置方法がわかった方は逆に教えて欲しいです。

最近僕がオススメしているGMOペパボの運用している、
ECサービス「カラーミーショップ」だとGTMの設置がもしかしたらできるかも、、、的なニュアンスで運営が下記のように回答をしていました。

Googleタグマネージャー(gtm)は利用できますか?の記事
https://help.shop-pro.jp/hc/ja/articles/

今回の事でBASEの利用を諦める必要がある方は、登録無料なので一度登録してみてチェックしてみてはいかがでしょうか。僕も今度試してみます。

カラーミーショップ(ECサービス)
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それではまた!

【解決済み】Google アナリティクスでIPアドレスでの除外ができなくて困った話

こんにちは。
しろくまSEOの「ホワイトくま」です。

今回はGoogle アナリティクスのフィルタ機能を使って自分のアクセスを計測しないように設定する、
除外設定がうまくいかなくて困った話をしたいと思います。

ブログを始めた時に一つでも思い通りにならないと一気にやる気なくなってしまいますよねー、
今回は同じことでお悩みの方に少しでも役立てばと思い記事にしました。

 

一般的なGoogleアナリティクスのIP除外設定がうまくいかない

今回、はじめに一般的な設定方法でフィルタの設定をしてました。
※下記のサイトを参考にください

不要なトラフィックを除外! GAで必ず最初に行っておきたい「フィルタ」設定[第7回] | 衣袋教授の新・Googleアナリティクス入門講座 | Web担当者Forum
参照:https://webtan.impress.co.jp/e/2016/07/07/23222

私も平日はWEB制作会社で働いているのでGoogle Analyticsのフィルタ機能自体はよく使いますので、
これまで上記の方法で自社のIPやクライアントのIPを登録してうまくいっていましたが、
今回はなぜか一向に除外が反映されないのです。

Googleアナリティクスのフィルタ機能がうまくいかない!
何度やってもアクセスが計測されてしまう。。。

解決方法:GoogleアナリティクスでIPアドレス設定をIPv4→IPv6に変更

結論から話すと「IPv4」での設定を、「IPv6」に変更することによって解決しました。

ほとんどの方は、IPアドレスといえば、(000.000.000.000)のように数字だけの4ブロック構成の数字をイメージすると思いますがそちらがIPv4 アドレスです。
IPv6アドレスは「0003:20:231e0:43s1:9867:293e:9424:83hf」のように、英語と数字で構成されたIPアドレスを128ビットのデータとして表現です。

Google アナリティクスのフィルタ設定方法

フィルタ名
自分でわかりやすいように命名!

フィルタの種類
フィルタの種類を選択」で「除外」を選択!
参照元かリンク先を選択します」は「IPアドレスからのトラフィック」を選択!
式を選択します」は「前方が一致」を選択!

IPアドレス
IPアドレスを入力する項目に上記で確認したIPv6アドレスの前4BOXを入力しよう!

IPv6アドレスが「0003:20:231e0:43s1:9867:293e:9424:83hf」だった場合
「0003:20:231e0:43s1」を入力、
IPv6アドレスは4ブロック以降はアクセス毎に変動するため、
前方一致で4ブロックまでを設定します。

全ての入力が完了したら「保存」ボタンをクリックし完了!

これで実際反映されているかをGoogle アナリティクスのリアルタイムで、
チェックしアクセスしても計測されなければ設定は成功となります。

最後に

こちらで実際に計測されていないことが確認できました。

Google Analyticsのフィルタ機能がうまくいった!
アクセスが計測されなくなり設定完了!

皆さんもサイトの解析を行うにあたって結構重要な設定なので、通常方法でうまくいかない場合はお試しください。

それでは。