夏も終盤!これでやっとムダ毛の処理も楽になる…
そう思っている女子も多いと思います^^
しかし中には、カミソリ負けによる赤い腫れやかゆみ、ブツブツなどトラブルに困っている…そんな方もいないでしょうか?
カミソリというと男性が使うものといいうイメージが多いですが、女性も普段から愛用しています。
しかも、顔から脇、腕、脚、デリケートゾーンまで全身にわたる結構大変な作業。
そんなに頻繁にやらない人の方が多いでしょうけど、最低限顔の産毛や露出が多い部位はお手入れをしなくちゃなりません。
ただ手軽で使いやすい反面、カミソリで肌を傷めてしまうと治りづらいものです。
そこで今回はカミソリ負けの原因と対処法、早く治すだめのお薬について情報をまとめました。
女性のみならず男性にもあることなので、ご自分の彼氏、彼女、ご家族の方にもぜひ教えてあげてくださいね。
カミソリ負けとは、カミソリの刃が肌に当たり、金属アレルギーや炎症などの症状が起きる事です。
本人は毛を剃っているだけのつもりでも、肌表面を削ってしまい、バリア機能が弱くなると、赤くはれたり、かゆみやヒリヒリとした痛み感じます。
状態がひどくなると、炎症が悪化し、ぶつぶつと赤い湿疹が生じ、ニキビのような吹き出物になることもあります。こうなると、ズキズキと痛むことも。
カミソリ負けを起こしやすいのは、肌が薄い顔や手足です。また刺激に弱い敏感肌、色白で炎症が目立ってしまう、毛が太くて濃い、という人は、カミソリ負けになりやすい体質です。
こういった人が、日常的にカミソリ負けを繰り返すと、剃っていない時でも赤いぶつぶつが繰り返しできる、というような深刻な肌トラブルを引き起こしてしまいますから、早めに対処していきましょう。
カミソリ負けでいちばん多いのが、赤くなるという症状です。
赤みは、カミソリの刃が肌に当たり、刺激によって炎症が起きるのが原因の場合と、金属アレルギーの場合とがあります。
炎症について、肌表面が傷ついたわけではないのに赤くはれるのは、刺激がきっかけで血管が広がるからです。
肌は強い刺激を受けると、肌を守るためにヒスタミンなどの炎症物質が活発になり、血管を広げて血流を増やそうとします。
つまり血行を促進して傷を早く治そうという仕組みなのです。ですから実際にカミソリで傷ついていてもいなくても、刃の刺激を感じただけで赤いはれが生じます。
もちろんカミソリの刃で肌表面を削り取ってしまい、傷ついた肌が炎症を起こして赤くなることもあります。
対策としては、軽い炎症であれば、冷やすだけでも治まります。長期的に続いている人は、剃り方を工夫するなど、肌への負担を軽減する方法をとりましょう
一方金属アレルギーは、赤みと同時に激しいかゆみやかぶれもおこります。
これは金属接触アレルギーと呼ばれるもので
金属接触アレルギーは、主にかぶれの症状が起こります。金属が直接皮膚や体液に触れると溶け出してイオン化します。そして体内に侵入し、再度同じ場所に金属が触れるとかゆみや発疹、水泡などのかぶれの症状を起こします。慢性化すると非常に治療が困難になります。
スキンケア大学 金属アレルギーの原因と対処法より
このように一度発症すると個人での治療は難しく、カミソリ自体の素材をチタンやセラミックなどのものにするなどの工夫が必要となります。
カミソリ負けによるかゆみは、皮膚が深く傷つき、角質層の中にある水分が蒸発して、肌が乾いてしまうためにおこります。
例えば、冬に手がカサついたりひび割れたりすると、そこがかゆくなったりしたことはありませんか?
それと同じようにムダ毛処理後の乾燥しきった肌は、ちょっとした外部からの刺激にも敏感に反応してしまうため、神経が「かゆい」という信号を発しやすくなっています。
さらには、起こったかゆみに耐えられず、かきむしって皮膚を傷つけてしまうと、さらに肌のバリア機能を低下させることになり、かゆみ発生の悪循環にはまってしまうのです。
対策としては、掻いてしまうと症状が悪化するので、冷やす、薬を塗るなど、早めの治療を心がけると良いでしょう。
カミソリ負けでできる赤いブツブツは、「毛嚢炎(もうのうえん)」、「毛包炎(もうほうえん)」、あるいは「尋常性毛瘡(じんじょうぜいもうそう)」と呼ばれる皮膚病です。
ニキビが、紫外線などの刺激を受けた後、時間が経ってから盛り上がってできるのに対して、カミソリ負けの場合は、毛を剃った直後にできて、化膿しうみが出ることもあります。
このようなブツブツは多くの場合、カミソリの刃が原因で起こります。刃が劣化していたり、汚れたりしているカミソリを使っていると、普通に剃っていても肌に細かい傷がついてしまいます。
細かな傷は目に見えませんが、無数の傷から雑菌が侵入してしまうのです。
肌には、黄色ブドウ球菌のような常在菌がいて、普段は悪さをしません。ところが、カミソリの刃でできた傷からマラセチアなどの雑菌が入り込むと、それによって炎症が引き起こされ、ぶつぶつが発生してしまいます。
カミソリを清潔に保ち、肌を傷つけないような剃り方をすることで、予防ができます。また、ニキビと似ていますが、原因菌も症状も違うので、ニキビ用の薬は使わないようにしましょう。
ここではカミソリ負けを起こしてしまう原因で最も多いものを挙げ、その予防法も合わせてお伝えしましょう。
あなたもうっかりやってしまっている事があるかも?
「安全カミソリ」という名称でも、刃が悪くなってしまうとトラブルの元になります。
刃が悪くなると、切れ味が悪くなり肌を傷つける原因になります。また、不衛生にしていると、雑菌が入り込みます。
安価なカミソリは、刃の劣化も早いので、2週間程度で取り替えるか、使い捨てで新しい物に取り替えましょう。また、お風呂場に放置していると劣化が早いので、湿気のない場所で保管しましょう。
一度でうまく剃れないと、同じ場所に何度もカミソリを当ててしまいます。これが、二度剃りです。
毛が太くて濃い人は、いちど剃っても断面が黒く見えてしまい、まだ剃れていないと思って二度剃りをしてしまいます。
カミソリは、毛穴から出ている部分しか取り除けないので、何度剃っても同じなのですが、その間に肌を傷つけることになります。一度の動きで確実に剃れるようになると、二度剃りも減っていきます。
男性などはヒゲを伸ばしすぎるとどうしても何度も剃らなければいけないのであまり放置せずこまめに処理するのがおすすめです。
剛毛の人に多いのですが、太く密集している毛を処理しようとすると、カミソリで力任せに剃ることになります。
喉もとや顎など剃りにくい所はこうやっている方がほとんとです。
これは、毛を無理に引っ張ったり、刃が深く当たったりと、肌を傷める原因になります。
毛が太くて濃い人は、抑毛剤などで毛を減らしてからカミソリを使うと、きれいに仕上がり、カミソリ負けも予防できます。
それができなければ、シェービングジェルをこまめに塗り直し慎重に刃をあてましょう。
普通は毛の流れにしたがって剃るのが良いのですが、深剃りをしたいために、逆の方向からカミソリを当てる「逆剃り」という方法があります。
確かに深く剃れるので、毛穴に残った毛が見えにくくなり、きれいな仕上がりになりますが、肌にカミソリが深く当たり、カミソリ負けの原因になります。
入浴中は、肌がやわらかくなっており、毛も洗い流せるのでムダ毛処理をする人が多いと思います。
でも、入浴中の場合、専用のシェービングクリームの代わりに、石けんやボディソープをつけたまま剃ることが多いのではないでしょうか。
刃がすべりやすくなるので剃るのには良いですが、肌には負担がかかります。石けんやボディソープは、肌を清潔にしますが、それだけでは乾燥が進みます。
また、肌がやわらかすぎてもカミソリの刃が無駄に肌に当たり、カミソリ負けの原因となってしまうのです。
毛を剃ること自体が肌を乾燥させますので、やはりカミソリを使う時は、専用のシェービングクリームのほうが適切です。
入浴中にカミソリを使う場合も、安易に石けんやボディソープで済ませず、専用のシェービングクリームを使いましょう。
自己処理の後、剃れたことに満足して放置していませんか?
カミソリを使った後は、肌のバリア機能が低下し、乾燥が進んでいます。すぐに乳液やクリームで保湿をしないと、肌の水分がどんどん蒸発し、炎症が起きやすい状態に陥ってしまいます。
かならず保湿剤を使いましょう。
体質的にカミソリ負けをしやすい人は、風邪気味、寝不足、生理中などは、ムダ毛処理しないようにしたほうが無難です。
体力が落ちている時は、当然免疫力も低下して雑菌などの侵入を防ぐ力も弱まっています。また、ビタミンやミネラルが不足している時もカミソリ負けを起こしやすいので、体調とともに肌の調子も整えておくことが大切です。
カミソリ負けを早く治すには、適切なケアが大切です。赤み、かゆみ、ぶつぶつ、それぞれについてまとめてみます。
・冷やしたタオルを当て、患部の温度を下げる
さきほども申し上げたように、カミソリ負けによる赤みは血管が膨張したり、熱を持つことによって起こるので、剃った直後に冷やしたタオルなどを患部にあてて温度を下げてあげるのが効果的です。
症状が軽い場合はこれですぐに治まります。
頻繁に赤みが出る場合は、薬を使います。オロナインやワセリンのような身近な薬、カミソリ負け専用の市販薬もあります。
それでも症状が長引く場合は、皮膚科を受診し、適切な薬を処方してもらいましょう。
・掻くのを極力ひかえる
かゆみを抑えるには、掻くのをやめるのがいちばん効き目があります。かゆみがあると無意識に触ったり掻いたりしているものなので、意識して触らないように気をつけましょう。少しでも刺激を与えないようにすることが治すための近道です。
・冷やすことで、かゆみのもとを抑える
こちらも赤み同様、冷やすのが効果的です。
炎症のもととなるヒスタミンは、かゆみを伴うアレルギー反応も起こします。
ヒスタミンは冷やすことで分泌を抑えられ、かゆみを和らげることができます。
・化粧品を低刺激のものに変える
化粧水は刺激が強い成分が入っていることがあります。カミソリ負けで弱っている時には、保湿はクリームだけにするなど、普段使っている化粧品を減らしたり、低刺激のものに変えたりする事も良い手段です。
・保湿
ぶつぶつができてしまった場合は、カミソリ負けの症状の中でも深刻な状態です。すぐに自己処理をやめ、保湿して肌の調子を整えましょう。
その際、ニキビ用のケアはNGです。ニキビの原因菌による症状ではないので、効果はなく、かえって強い成分は刺激になってしまいます。
朝晩は保湿化粧水、乳液などで保湿し、肌の状態を整えます。
・薬を使う
早く治すには、保湿して肌を整えた後、薬を塗ります。カミソリ負け専用の薬も市販されているので、適切なものを選んで使いましょう。低刺激で、炎症を抑え、殺菌作用があり、肌を守る成分も含まれているものが理想的です。
先程までカミソリ負けの症状や原因について詳しく触れましたが、どうしても治りづらい場合は、やはりお薬を使使ったほうが効果的です。
ここではご家庭にありそうなお薬から市販のものまでいくつかご紹介します。
・オロナイン
カミソリ負けの手当でもっともポピュラーなものです。オロナインには殺菌作用があり、刃で削られてしまった肌表面を修復すると同時に、失われてしまったバリア機能の代わりをしてくれます。
オロナインの成分は、以下の通りです。
◎有効成分(1g中)
クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%):10mg
◎添加物
ラウロマクロゴール、ポリソルベート80、硫酸Al/K、マクロゴール、グリセリン、オリブ油、ステアリルアルコール、サラシミツロウ、ワセリン、自己乳化型ステアリン酸グリセリル、香料、精製水
クロルヘキシジングルコン酸塩液が有効成分として配合されています。この成分は、殺菌、消毒薬として広く使われています。そのほかに、グリセリン、オリーブオイル、ワセリン、サラシミツロウなどの保湿成分、ラウロマクロゴールなどの界面活性剤が使われています。
使い方は、朝晩、カミソリ負けの症状が出ている場所に塗るだけです。もしベタつきが気になる場合は、上からガーゼや絆創膏で押さえます。
・ワセリン
ワセリンも、低刺激で肌を守る成分として、おすすめです。保湿効果にすぐれているので、カミソリの刃で荒れた肌を保湿し、外の刺激から守るバリア機能も発揮します。
ワセリンは、石油由来の天然オイルです。原油を精製する過程で出た不純物に含まれているペトロタムゼリーというオイルを抽出し、不純物を取り除いて作られています。ワセリンは、脂肪酸を含まないため、酸化しにくく、品質がきわめて長く劣化しないのが特徴です。
使い方は、カミソリ負けの症状が出ている部分に薄く塗るだけです。サラリとしているので、オロナインのようにベタつく心配はありません。薄く伸ばして肌になじませます。
・ホホバオイル
ホホバオイルは天然の植物オイルです。安定した品質を長期間保つことができる、信頼できる保湿剤です。
肌表面を守る皮脂にも含まれているワックスエステルが主成分なので、肌に塗ると高いバリア機能を発揮します。
カミソリ負けで損なわれた肌を守る力を取り戻すことができます。
また、ホホバオイルには、傷を修復する力もあります。カミソリによって荒れた肌をすばやく直してくれますし、肌にしみないのも嬉しいところです。
無色透明な精製ホホバオイルと、ホホバの実の栄養をそのまま詰め込んだ金色の未精製ホホバオイルがありますが、傷の修復には未精製がおすすめです。
使い方は、ワセリンと同様に、カミソリ負けの症状がある部分に薄く伸ばして塗るだけです。ベタつきもなく、使いやすいオイルです。
・メンソレータム メディカルビタミンクリーム
ビタミンE誘導体とビタミンB2を配合しています。血行を良くし、肌荒れを改善し、肌の水分量を補って保湿します。
使い方は、クリームの香りとオレンジ色のビタミン粒が消えるまですり込みます。マッサージ効果も発揮され、代謝が上がり、肌の修復が進みます。
◎有効成分
リボフラビン(ビタミンB2)、酢酸トコフェノール(ビタミンE誘導体)
◎その他の成分
ビタミンCテトラヘキシルデカン酸、ビタミンB6、カロットエキス、パルチミン酸オクチル、モノステアリン酸グリセリン、POEセチルエーテル、濃グリセリン、セタノール、TEA、dl-カンフル、カルボキシビニルポリマー、高融点ポリエチレン末、ヒドロキシプロピルセルロース、黄酸化鉄、エチルセルロース、エデト酸塩、PG、パラベン
・ケアレケア
ムダ毛処理後の肌トラブル専用の治療薬です。かゆみ、赤み、ぶつぶつを抑え、傷んだ肌を修復する有効成分が4種も配合されています。
赤み、かゆみ、ぶつぶつなど、カミソリ負けによる肌トラブル全般に効果があります。日常的にカミソリ負けを起こしている肌に向いています。
◎有効成分
ジフェンヒドラミン、グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン、パンテノール
◎添加物
エデト酸Na、カルボキシビニルポリマー、グリシン、グリセリン、スクワラン、ステアリルアルコール、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース、トリイソオクタン酸グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ベヘニルアルコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ステアリン酸ソルビタン、リン酸二水素Na
皮膚科では、ステロイド系の外用薬を処方してもらえます。
ステロイド外用薬は、早く炎症を抑えることができる薬です。効果も高いのですが、使い続けると体制がつくなど、副作用もあります。適切な使い方を守りましょう。
最後にできるだけカミソリ負けをおこなないための予防策をご紹介しておきましょう。
ここでは
1.正しい剃り方
2.道具の選び方
3.事前の準備とアフターケア
の3つにポイントを絞ってお話します。
・顔
剃る時は、浴室よりも部屋で行うほうが、肌がふやけないので適切です。事前に蒸しタオルを当てておくと、毛がやわらかくなり、剃りやすくなります。
事前に必須なのは、シェービングフォームやローションを塗っておくことです。肌への負担も軽くなり、剃りやすくなります。
剃る時には、毛の流れに沿って剃るのが原則です。剃り残した部分だけ、逆剃りします。同じ場所を剃る二度剃りはカミソリ負けの原因になります。1度の動きで広く剃り、回数を減らします。
剃り終わったら、冷水で洗顔します。冷やしたほうがカミソリ負けの予防になります。
すぐに化粧水や乳液で保湿し、肌を整えます。
・足
事前に、暖かいタオルを当てて肌をやわらかくし、ベビーオイルやオリーブオイルなどを塗って肌を保護しておきます。
剃る時には、毛の流れに沿った順剃りが基本です。足は、上から下へ向かって毛が生えているので、順剃りは上から下へ行います。一度でできるだけ長く剃り、二度剃りを避けます。
剃った後は、冷やしたタオルを当てます。その後、保湿剤を塗ります。
ここでは、カミソリなどのおすすめの道具をご紹介しましょう。
・カミソリ
1) シック プレミア敏感肌用
折りたたみタイプのL字型顔用のカミソリです。ガードの間隔が細かいので肌への負担が軽減され、均一に肌に当たり、ムラなくキレイに剃れます。
2) ジレット ヴィーナスエンブレイス
360度スムーサーがついた5枚刃のT字型ボディ用カミソリです。刃がすべりやすく、肌への負担を軽減します。替刃つき。
・シェービングクリーム
1) シック クアトロ4フォーウーマン シェービングジェル
アロエとシルクが配合された、シェービング剤です。カミソリの刃のすべりを良くし、肌を消毒、保湿するはたらきもあります。肌荒れをよぼうしてキレイな仕上がりをみちびきます。
2) ラッシュ 刀刃一本
はちみつ、カカオバター、ホホバオイルのほか、アマ、カラスムギ、カミツレ、マンジュギクなどの植物エキスやオイルを配合しています。刃のすべりを良くし、お肌を保護します。カモミールやローズマリーのやさしい香りが広がり、リラックス効果も。
・事前に毛の状態を整えておく
毛量が多い人は、普段から毛を伸ばしすぎない意識が大切です。伸びた毛をすべてカミソリで処理しようと思うと、どうしても肌に負担がかかります。
できれば事前に長い毛をハサミでカットしておくと、カミソリを当てる回数も減り、肌を傷つける事も少なくなります。
・ムダ毛処理後のケア方法
ムダ毛処理後は、保湿剤を塗るのが必須です。
浴室でカミソリを使っている人は、入浴中には肌がしっとりしているので、つい保湿をおろそかにしがちです。でも、肌トラブルのほとんどは、保湿不足のための乾燥から起こりますから、ムダ毛処理後は、かならず保湿剤を使いましょう。
肌の水分は、入浴後、ただちに蒸発を始めます。カミソリで肌表面がわずかでも削られていると、肌のバリア機能が低下し、蒸発はどんどん進みます。
浴室から出たら、余分な水分をタオルで拭き取り、すぐに保湿剤を塗りましょう。
・脱毛や抑毛でムダ毛を減らしておくとベリーグッド!
カミソリ負けを避ける究極の予防策は、ムダ毛をなくしてしまうことです。
脱毛や抑毛は、ムダ毛をなくしたり減らしたりできます。そうしておけば、自己処理は格段に少なくて済むようになり、カミソリ負けも減らすことができるのです。
脱毛は、エステサロン、医療レーザー脱毛のほか、家庭用脱毛器も便利です。二度と生えてこないようにするには医療脱毛がおすすめですが、そこまでしなくても、毛量を減らし、毛を細く弱らせるだけでも効果があります。
また、抑毛剤は、脱毛はできませんが、毛を細く弱らせ、抜けやすくします。天然成分で作られた製品のほか、自宅でも作ることができます。即効性はありませんが、普段から塗っておけば、自己処理がラクになりますよ。
究極のカミソリ負け対策は脱毛してしまうことなのですが、費用の面からも簡単には踏み切れないかもしれません。そうだとしたら、カミソリとは上手に付き合っていきたいですよね。
ひげ剃りやムダ毛の処理を日常的におこなう人は、きれいな肌を守れるように、いろいろと工夫してみて下さい。
ちょっとした心がけで、カミソリ負けをしないでムダ毛処理ができるようになります。コツを覚えてきれいなつるすべ肌を手に入れましょう!