みなさん、俳優の成宮寛貴さんを知っていますよね?成宮寛貴さんと言えば、イケメンで若い女性を中心に大人気の俳優さんです。
さらに、「ごくせん」で一躍有名になり、最近では「相棒」など、たくさんの映画やドラマに出演しています。
成宮さんの両親は、成宮さんが幼い頃に離婚してしまったそうです。お母さん、成宮さん、弟の3人暮らしが始まりました。
とても裕福とは言えない母子家庭でした。裕福でないことや、お父さんがいないということから、いじめを受けることもあったそうです。
成宮さんが14歳の頃、愛するお母さんが亡くなりました。ただでさえ、まだ幼く、父親がいない成宮さんと弟さんにとっては、かなりショックを受けたに違いないです。
成宮さんと、弟さんは知り合いの家庭に引き取られました。しばらくは、そこの家庭で穏やかに暮らしていきます。
成宮さんは、他の家庭に引き取られたものの、家庭の事情であったり、金銭的な面で高校進学を諦めます。土木系や引っ越し系のバイトで生活費を稼ぐ日々。
しかし、成宮さんの心の中で何かが引っかかり、家出をしてしまいます。その年代と言えば、遊びたい年頃。「なんで自分だけ働き詰めなんだ」と思ったのかもしれませんね。
家出をして、お金も底を尽き、新宿をフラフラ歩いていると、バーの高額の求人を見つけます。早速面接をして、そのお店で働き始めます。
「このお店で様々な経験をし、今の自分を形成してくれた」と成宮さんは語ります。
バーで働き、ある程度お金の余裕ができた成宮さんは、弟が心配になり、久しぶりに家に帰ります。
弟さんは、成宮さんに捨てられたと思い、毎日泣いていたそうです。「弟を守れるのは自分しかいない」と、弟を養っていくと決心しました。
成宮さんは、弟さんの生活費から学費まで全ての面倒を見ました。弟さんが大学院を卒業するまで、学費を全て払っていたそう。
弟さんは、大学院に行くことを悩みましたが、成宮さんが背中を押してくれました。「将来、いつかお兄ちゃんに恩返しがしたい」と弟さんは言います。
成宮さんと弟さんは、今でもとても仲が良いそうです。二人でご飯を食べに行ったり、恋の相談などもしているそうですよ!
「いつまでも仲良く、お互いを高め合える関係でいたい」と二人は話します◎