こんにちは!今回は、ヘアピンに関するお話です。
女性なら前髪を留めたり、メイクの際に使ったり、さまざまな用途で活用しているはず。
アップスタイル、お団子、夜会巻き、シニヨンなどといった、おしゃれな髪型のアレンジをする際に、なくてはならないのがヘアピンです。
細いピンから華やかな飾り付きのものまで、バラエティに富んでいて、使い方次第で多種多様なヘアアレンジが楽しめます。
ただ、「アレンジって難しいじゃん…なかなか思うようにいかないんだよね」
と感じている方もいるのではないでしょうか?
そんなときというのは、ヘアピンを上手に活用できていない場合がほとんど。
このようなストレスを抱えたままでは、おしゃれを楽しむ事はできません。
ここでは、たくさんのヘアピンの中から、よく使われる種類について、以外に知らない留め方や使い方の基本をはじめ、インスタなどでよく見かける今風のへアレンジを参考としてご紹介します。
ネットで検索すれば、いろいろ情報はあると思いますが、できるだけわかりやすくまとめていますので、是非ご覧下さい。
冒頭でも申し上げましたが、ひと言にヘアピンといってもたくさんの種類が存在し、広い意味で言えば、ヘアアクセサリーも含まれる可能性があります。
その辺は人によって解釈も違いますが、ここでは
ヘアピン :アレンジをする際髪を「編む・まとめる・ねじる・留める」に使うもの
ヘアアクセサリー:髪を飾ったり、スタイルの仕上げなど、補助的な役割で多用されるもの
と大別しました。そして更に
[table id=3 /]
上記のように種類を分け、説明してまいります。
特にアメピン、Uピンあたりは髪を留める必須アイテムなので、基本的なテクニックがわかるようにページのボリュームを大きくとっています。
例えば、ちゃんと教わった通りにやってっるんだけど、自分でやるとできない…
「髪がまとまるどころか、すぐに垂れてきちゃう」
「気がついたら、頭がピンだらけで可愛くない!」
「そもそも、どこにピンを挿せばいいのか全くわからない」
という事ってないでしょうか?
実は、ピンを使うにあたって、全種類に共通するポイントがあります。
美容室のスタッフさん達は、どんなピンを使うときもこれらを常に心掛け、素敵なヘアスタイルを完成させているのです。
みなさんも髪の毛を上手に留めるための3つのポイントについて知っておきましょう。
ピンを挿す時は留める側の髪だけでなく、その下にある土台(頭皮側の髪)を同時に留める事を意識しましょう。
意外とわかっているようでいて、できていない基本中の基本です。
少ないピンの数でしっかりと髪を固定するには、1本のピンでより多くの面積を留める必要があります。
そのためには、留める側や根元の毛流れに対して「垂直」にピンを挿すのが原則です。
頭皮側から離れた所で、髪を止めてもすぐに緩んでしまうので、根元でしっかり固定します。
具体的には、留める側と土台側の毛流れが交差する根元と覚えておけばOKです。
こうして見ると、当然のことのように感じますが、自分自身でやる場合は、手探りでおこなわなければならないので、結構難しかったりします。
3原則を無意識におこなえるようになると、少いピンの数でしっかりとヘアスタイルもキープでき、イメージを実現しやすくなりますので、覚えておいてくださいね。
さて、前置きが長くなりましたが、ここから各ヘアピンについての特徴から留め方を中心に、ヘアアレンジの参考になる情報までご紹介します。
5~6センチの長さを持つ大き目のヘアピンです。アメリカンピン、アメピンとも呼ばれています。
100均でも手軽に手に入り、ヘアピンと言えばこの形を思い浮かべる人が多いと思いでしょう。本当によく使いますよね。
写真を見てもわかる様に、形は軽くカーブを描いていて下が長く、上は開いており、お尻の部分は丸くなっています。
長くカーブしているほうを下側(頭皮)側にして留めるのが基本です。上が開いているのは髪に滑り込ませやすくするため。
ちなみに、お尻の部分が丸く開いているのは、先端が締まるようにバネの役割を持たせているからです。
そのため、この部分に留める力はありません。髪に差し込む時は、丸みの部分は残し、余裕を持たせて使いましょう。
シンプルな形状のストレートタイプと玉付きタイプがあり、玉付きには波もついているのが普通です。
玉付きのほうがよく留まるのですが、その反面、セットした髪をきっちり留めたい時には波の部分で髪によりが出てしまうので、そんな時は玉無しのほうがきれいに仕上がります。
〇メリット
・差しやすくズレにくいので、気軽に使えます。
・少量の髪を留めるには1本でも十分です。
・黒色のアメピンは目立たないので、髪飾りの下で毛束を整えるのにも使えます。
〇デメリット
・たくさんの髪を留めるのには適していません。
・やや大ぶりのサイズなので、隠して使うのには不向きです。
〇基本的な持ち方と挿し方
・ねじったり、まとめた所を留める場合は、そのまま持つ。
・平面をきっちり留めたい場合は開いて持つ。
このピンの使い方を大きく分けると
上記2つに利用されます。
サイドの髪を取り、後ろへ向かってねじり、留めたい場所でアメピンを差します。
①ねじった部分を片手で持ち、もう片方でピンを短い側を下にして持つ
②まず、ねじり部分に沿ってピンを軽く挿し込みます。
③ねじり部分に添わせ、根元に向かってピンを滑らせる。
(徐々に、髪をねじりながらピンも回転させる)
④ピンが頭皮の所まで来たら、長い側を下にして土台の髪と一緒に挿し込んで完了。
①まとめた髪の根元からピンを頭皮に向かって挿す。
②ピンが頭皮に当たったら、短い側が上になるようにして平行に倒す。
③土台とまとめ髪両方にピンがかかっている事を確認。
④そのままゆっくりと挿し込む
きれいにとかして結んだ髪の面に留めて、髪を落ち着かせます。
遊び毛が出ないキッチリしたスタイルの時に便利です。
①ピンを親指と人差し指で開いて持つ。
②髪を留めたい場所へ入れる。
③ピンが髪に入ったら短い側を持つ。
④そのまま、ピンを挿し込む。
※その際ピンのお尻部分は挟む力がないので、その手前までにする事
大きくまとめたお団子などは、アメピン&Uピンで留めるのが確実です。
基本はまとめ留めと同じですが、下図のように毛流れに対して垂直に挿すとしっかり崩れにくくなります。
その際、いっぺんにピンを挿すよりも、根元からピンを打つごとに髪をねじって行くようにするとお団子がトローンと落ちずに綺麗に仕上がりますよ。
Uピンにての留め方はのちほど解説します。
①編み込んだ髪を片方の指で押さえ、もう片方のピンを開いて持つ
②ピンを編み込みの中央から頭皮に向かって垂直に入れる
③頭皮にピンが当たったら土台の髪を引っ掛けるようにしてピンを並行に倒す
④そのままゆっくりと挿し込む
2本のアメピンをクロスさせて使います。
交差する点をアメピンの中央にするか、端に寄せるかによっても雰囲気が変わりますので、いろいろとお試し下さい。
ポイントは「大胆に見せたい時は中央でクロス」「かわいらしくしたい時には千鳥をかたどって端で交差」です。
①ピンを開いて持ち、平面留めの要領で、毛流れと垂直になるように挿す。
②もう1本を先に入れたピンの真ん中辺りに入れて留める
※人気の星型アレンジなどもこの流れが基本となります。
・ねじって留める
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サイドの髪を使った簡単アレンジです。
耳の上の髪を取り、後ろへねじりながら引っ張り、留めたいところでねじるのをやめ、アメピンを下から差します。何本かそろえて差しても良いですし、交差させるのもオシャレ感がアップしますよ。
・星形に配置して個性的に
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写真はねじりと星型のミックス☆
ゴールドやシルバーのアメピンを黒髪に使うと、さりげないオシャレができます。素材がシンプルなので年代を問わず幅広く使えるアレンジです。星形に配置すれば、パーティーシーンにもピッタリ!
スモールピンは、その名の通り、アメリカピンの短くて細いサイズです。長さは3~4センチ。
小さくて目立たないので、隠して使いたい、顔周りや前髪などに使うのに向いています。
〇メリット
・小さくて細いので目立ちません。
・隠したい場所に使えます。
〇デメリット
・留める力は比較的弱いので、1本では髪型が崩れることもあります。
・隠したい場所で使う時、玉付きは目立ちやすいです。
○スモールピンの留め方
・使い方の基本はアメピンと同様です。
前髪って中途半端な長さだと、すぐに落ちてきて邪魔だし、かと言って毎回スプレーなんかで固めるのも面倒…そんな時は三つ編みにして端をスモールピンで留めると便利。髪の痛みも少ないのでおすすめです。
①編み込んだ前髪をサイドに流し手で抑える
②その際、サイドの上部の髪を持ち上げておく事を忘れずに
③スモールピンを下から毛流れに対して垂直に当てる
④ゆっくりと差込み、髪の毛でピンを隠して出来上がり。
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この動画のように、結んだ髪の一部を取り、結び目にかぶせて巻きつけます。2回巻ける長さがあれば、2周目は1周目よりも根元に近い場所で巻きます。
2周目の髪をスモールピンで留めます。結び目の中心に向かって両サイドから差し込みましょう。
スモールピンを使うと、短いので結び目の反対側に飛び出さず、きれいに仕上がります。
・カラーピンを複数並べる
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サイドの髪を留めながら、カラーピンを列に並べて差します。ショート、セミロングの髪型アレンジに最適!これだけでもカラフルでキュートになりますよね。
・隠したい場所で
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ヘアアレンジで髪を留める時、見えないようにヘアピンを使いたいと思ったら、スモールピンの出番です。1本で不安な時は、2本をクロスさせて使うとしっかり留まります。
Uピンは通称鬼ピンとも呼ばれており、丸い部分にパールやリボン、花飾りなどが付いたものも人気でよく使われています。
わたしは小さい頃、バレエを習っていた事があり、その時シニヨンを作るためによく使っていました。
Uピンには大きさの順に3つのタイプがあり、
ネジピン:特大サイズ長さ約7センチ、幅も1センチ近くある
夜会巻きや大きなシニヨンの仕上げ、大ぶりの飾りをしっかり留めたい時などに重宝します。
鬼ピン:中間サイズ、長さ5センチ程度、幅は約7ミリ
お団子やポニーテールなど、まとめ髪を留める
細毛ピン:長さは5センチ、幅は約5ミリ
弾力がありやわらかいのが特徴。ふんわりした髪型を支える時に使用します。
このようにそれぞれ使い方に違いがありますが、プロでないわたしたちは、鬼ピンを使うのが一般的だと思います。
〇メリット
・まっすぐに抜けるので差し直しが簡単です。
・平らな面、結び目、おくれ毛など、どんな場所でも使えます。
・ゆるふわな髪型をキープするのにも役立ち、便利です。
・材質がやわらかいのも特徴で、端を折り曲げて使うと簡単に外れなくなり、強度が増します。
・ただし、外すときに髪がからまるので要注意です。
〇デメリット
・どんな場所にも使えますが、しっかり留めるには慣れが必要になります。
・シニヨンなど、大きくまとめた髪を留める
ポニーテールを作った後、髪を丸め、周囲をUピンで留めます。
Uピンは、頭に対して垂直に差してから髪の毛をすくい、髪の毛を引っ掛けて逆方向に返して差し込み、留めます。ひっくり返しながら数本使って周囲を留めていきましょう。
留めるピンの数と位置については、アメピンの所でもお話したように、Uピンもけ流れに対して垂直に挿して行くのですが、毛量や大きさによって留める位置やピンの数も調整します。
基本は上下左右の4点、それ以上はこの間に挿し込んでいくと良いでしょう。
・編み込みを固定する
編み込みをUピンで補強します。髪が交差した部分にUピンを差し、固定する方法です。
パールやリボン、花飾りがついたUピンを使うと華やかさがアップします。
・仮留めに使用する
差し直しても跡が残らないので、試しに仮留めするのにも活躍します。
髪を留めたいところに仮留めし、良ければUピンを外し、アメリカピンできっちり留めて出来上がり。
夜会巻き:毛先をしっかり収め固定する
①毛先を少しねじってUピンで毛束をすくい上げる。
②Uピンを根元に向かいひっくり返して挿し込む。
③毛束を収めた部分をUピンで軽くすくう。
④そのままひっくり返して奥まで挿し込む。
・ざっくり編み込み
編み込みをゆるく作り、飾り付きのUピンで留めます。
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・パールピンでツイストを飾り付け
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両サイドから少量の髪を取り、後ろへ向かってねじり、頭の真後ろで結びます。
ねじった部分にパールの付いたUピンを飾り付けて出来上がりです。
別名、パッチン留めとも呼ばれます。
細長い三角形で、真ん中を大きく開いて髪をはさみ、パチンと留めるピンです。幼児から幅広く使われているピンなので、使ったことのある人が多いと思いのではないでしょうか。
大きさは数センチのものが定番ですが、10センチを超える特大のスリーピンは、しっかりと髪を留めるだけでなく、見た目にもアクセントになります。
デザインは、黒のみのシンプルなものから、カラー、イラスト付き、リボン付きなど、さまざまな種類がありますよ。
最近では、ハンドメイドのスリーピンも人気です。
〇メリット
・平たい形状で頭皮を傷つける心配がなく、安全なので幅広い年齢層で使えます。
・デザインが豊富です。
・パチンとはさんだら、もう一度押して外すまで外れません。しっかり留められます。
〇デメリット
・髪に隠れることはほとんどなく、むしろデザイン性を楽しむピンとなっています。
・小さいスリーピンは、たまに髪に引っ掛かることがあります。
・前髪を留める
スリーピンは一度はさむと強力に髪を留めてくれるので、外れる心配はありません。
そのため、誤飲のリスクが高い赤ちゃんにも使えるピンです。
赤ちゃんにヘアピンを使いたいいちばんの理由は、前髪が落ちてこないようにすることではないでしょうか。顔周りにも安心して使えますよ。
・サイドの髪を留める
サイドの髪が前に落ちてくるのを押さえるのにも、しっかり留まるスリーピンは重宝します。
・アクセントとして使う
スリーピンは、いちどはさむと簡単には外れません。髪を留めるのに、小さなかわいらしいデザインのものでも役に立ちますが、大きいサイズのスリーピンを使うと目線が集まり、小顔効果にもなりますよ。
・前髪留めのアレンジ
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外れにくくデザインも豊富なスリーピンは、赤ちゃんの前髪を軽く留めるのにピッタリです。大人が使う際は、オデコの広さを気にしている方でも飾りが上手にリカバーしてくれるので、安心です。
・サイドの髪を留めたもの
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めっちゃかわいい!!こんな大きいスリーピンを使うと大胆な印象に。
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こちらは品の良さを感じます。こういうデザインならOLさんにも似合いそう。
スティックピンは、1本の長いピンです。かんざしもこの一種と言えるでしょう。
髪型のメインの飾りとしてピッタリです。
〇メリット
・大き目の飾りがついており、とても華やかです。
〇デメリット
・スティックピン1本では、髪を完全に留めることは難しいものです。
・アメピンやヘアゴムを併用し、仕上げに使います。
・まとめ髪の仕上げに
まとめた髪をあらかじめねじって浅めにピンを入れてから、さらに半周ねじって奥まで挿して留めるのが基本です。
スティックピンのアレンジ例
・ボリュームのある髪をまとめて差す
大き目の飾りのついたスティックピンは、1か所にまとめた髪につけると豪華になります。
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下でまとめるだけでなく、持ち上げて軽い感じにもできます。躍動的な印象を受けますね。
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こちらはイヤリングとスティックを合わせていますね。大人のテクニックです。
いかがでしたでしょかうか?
ここまでヘアピンをご紹介してきましたが、そのほかにも髪を留めるヘアアクセサリーにはいろいろなものがあります。
いつものヘアピンをほかのアクセサリーに変えてみるのも雰囲気ががらりと変わると思いますよ。
ここでは、「上記でご紹介したヘアピンの代わりができるようなもの」を中心に、良く見かけるアクセを集めてみました。
バレッタは、クリップにリボンや花飾りなどの装飾を取り付けたヘアアクセサリーです。
クリップで髪をしっかり留めることができて、大きな装飾も付けられるので、使いやすく見栄えがします。
〇メリット
・髪をまとめてクリップではさめば良いので、使い方が簡単で子供でも楽に使えます。
・留める部分にはクリップが用いられており、ヘアゴムほどきっちり結ばないので、髪に跡がつきにくいです。
〇デメリット
・クリップが髪にはさまり、突っ張ったり、外すときに切れ毛になったりすることがあります。
・ゴムを使って1つにまとめた上にアクセントとして付ける
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ゴムでしっかり結わえてから使うので、バレッタは、アクセントとして髪型を引き立てる役割を果たします。この使い方には、結び目より目立つ大き目のバレッタが向いています。
・両サイドの髪を束ねて後ろで留める
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両サイドの髪をなじりながら後ろへ持って行き、合わせてバレッタで留めます。とても簡単で見栄えのする髪型ですよ。
・サイドにアクセントとして使う方法
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目立つサイドに使うことで、髪型を華やかにすることができます。サイドの髪を少量取ってねじり、バレッタで押さえて留めます。
ヘアクリップにもバンズクリップなど、いろいろな種類があるのですが、基本的には、大きなピンが上下に開き、髪をがっちり挟むタイプです。広い意味では、バレッタもヘアクリップに含まれます。
〇メリット
・ヘアピンよりも多い量の髪を留めることができる。
・しっかり留まり、場合によってはヘアゴムの代わりにもなる。
・外した時に跡が残りにくい。
〇デメリット
・サラサラの髪質では留まりにくいこともある。
・場所と毛量によって、大きさを使い分ける必要がある。
ヘアクリップは、小さめクリップの上側に飾りがついたものが一般的ですが、さまざまなバリエーションがあり、別の名称がついたものもあります。それだけ種類が豊富ということですね。
ダッカール(ダックカール)
美容師が使う長いヘアクリップですが、色付きのもの、飾りがついたものなどは普通にもよく使われています。長さがあるので、一定の量をまとめて留めるのに便利です。
ですが、それほど強度があるわけではなく、むしろ仮留め、一時的に留めたい場合に向いています。
しっかり留めたい時には、ほかのヘアアクセでしっかり留めてから飾りや補強として使うと良いでしょう。
コンコルド
コンコルドクリップ、くちばしクリップとも呼ばれています。
豪華なヘアピンという雰囲気で、用途はスリーピンやアメピンと同じように前髪やサイドのおくれ毛を留めるのにも使えますし、華やかな飾りとしても存在感を発揮します。
大き目のサイズのコンコルドは、アップヘアを留めるのにも十分な強度があり、使い方も留めたい場所をはさむだけなので簡単。とても便利なヘアクリップですよ。
ヘアコーム
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ヘアコームは、数センチの高さのクシの付け根に飾りがついたヘアアクセサリーです。
仕上がった髪型に飾りとして差し込んでも良いですし、束ねて巻いた髪を上や横から留めるのにも適しています。シンプルなタイプやパール付き、花飾り付きもあります。
〇メリット
・クシがついているのでしっかり留めることができます。
・ボリュームのある結び目などにグッと差し込むと、櫛の付け根に並んだ飾りが華やかさを引き立ててくれます。
〇デメリット
・しっかり髪が留められているため、外す時には髪型は崩れてしまうのが難点。
・差し直しはできないと覚悟して、仕上げに使うのがおすすめです。
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・サイドに刺せばアクセントとして、髪全体を華やかにしてくれます。
・大き目のコームで夜会巻きの仕上げを華やかに飾ります。
ヘアバンドは、頭に巻く、あるいははめて使うヘアアクセサリーです。代表的なのは、カチューシャとヘアターバンでしょう。○KBなどアイドルさん達は良く使ってますよね。
カチューシャは上からはめるU字型のヘアバンド、ヘアターバンは幅広の布地を輪にしたもので、後頭部から前髪にかけてかぶるヘアバンドです。
ヘアターバンは、小さな女の子の髪をまとめるのにも人気のアクセサリー。親子で使えるヘアターバンも人気ですよ。
〇メリット
・さっとはめるだけで髪型が決まります。
・幅広のターバンは、髪を入れてアップスタイルを作ることができます。
〇デメリット
・カチューシャは、頭の形に合わないと頭痛を起こすことがあります。
・頭の形によっては、滑って留まりにくいこともあります。
カチューシャやヘアターバンのつける場所は変えられないと思っていませんか?でも、少し高さを変えたり、髪型をアレンジするだけで、全体の印象を変えることができるんです。
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前髪を上げてポニーテールの上から細いヘアバンドをすると、きりっとした印象に。そして、ヘアバンドのトップを後ろにずらすと前髪が多くなり、ふんわりとやわらかい印象になります。ぜひお試しを。
ヘアゴムは、ヘアアレンジの定番アイテムです。
シンプルにゴムだけのものもあれば、飾りがついているものもあり、何かと便利ですよね。
ヘアアレンジをヘアゴムだけで済ませる人も多いと思いますが、オシャレに仕上げるには、ゴムで留めて土台を作り、スティックピンやバレッタなどのアクセサリーを使うと良いでしょう。
〇メリット
・キュッと留めてまとめ髪が簡単に作れます。
・結んだ後はほどけにくいです。
・しっかり留まるのに、外すのは簡単です。
〇デメリット
・髪にくっきりと跡がついてしまいます。
・ゴムの種類や髪質によっては滑ってゆるむこともあります。
・編み込みのアクセントに
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編み込みの最後だけでなく、途中でもヘアゴムで留めるとアクセントになります。
・複雑なヘアアレンジをしっかり留める
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編み込みをいくつも重ねた髪型も、ヘアゴムがあればしっかり留められます。ゆるく編んでボリュームを出し、最後はきっちり結べばきちんと感も出ますよ。
今回は、女性が日常的に使用しているヘアピンの種類と使い方、およびその他のヘアアクセサリーについてお伝えしました。
女の子が髪のおしゃれを始める時って、おそらくヘアピンからではないでしょうか。
わたしも母に買ってもらったドキンちゃんのヘアクリップを未だに大切にとっています。
きっとみなさんの化粧箱にも、ヘアコームやカチューシャなどたくさんのアイテムが出番を待ち続けていると思います。
インスタでは、そういった身近なアイテムを自分の髪や服装に合わせて上手に活用し、魅力的なアレンジをされている方がたくさんいます^^
興味がある方は是非フォローしてあげてくださいね。
基本的な事を知って、お手本となるものを学べば、自身へと活かす事ができます。
このお話で、あなたのヘアスタイルがいっそう素敵になれば幸いです。