ダイエットの近道は、食事を抜いたり、量を極端に減らして、カロリー制限するのが近道と思っていませんか? 一時的には痩せられるかもしれませんが、実は食事制限は危険なことだらけなのです。
アメリカ・ロサンゼルスの栄養士マギー・ムーン氏が言うには、ダイエットにおいて食事制限を行うことは逆効果につながることがあり、さらには健康面にも重大な悪影響を及ぼす可能性があるそう。
食事制限をし、カロリーを抑えることで、人間の身体は本能的に「飢餓モード」に入るそうです。「飢餓モード」に入ってしまうと、身体はエネルギーを確保しようと、代謝が著しく抑えられてしまいます。
その結果、食べてないのにあまり痩せれず、さらには、次の食事でも脂肪が燃焼されにくくなるため、かえって太ることに繋がります。
《飢餓モードに入り、食べてないのに、あまり痩せない》→《次の食事の脂肪が燃焼されにくい》→《かえって太る》という最悪の流れに…
食事を抜くことの悪影響はこれだけではありません。
食事を抜くと血糖値が低下します。血糖値は身体を動かすエネルギーなので、これが足りないと、全ての臓器に悪影響。その結果、体がだるくなり、仕事や勉強、運動などが上手くいかなくなることが多くなるそう。
脳にも悪影響が及び、常に徹夜したようなぼんやりとした感覚になり、イライラしやすくなるなども起きる。
食事を抜くと、代謝が著しく落ち、血糖値は下がり体がだるくなり、イライラ感が続き、エネルギー不足の感覚が終日続くそう。さらに継続的に続けていくと筋肉からエネルギーを確保するようになり、どんどん代謝が落ちるという悪循環に。
結局は、食事を極端に抜いたり減らしたりするのではなく、脂肪の少ないたんぱく質の豊富な食事メニューに変え、他の栄養も同様にバランスのよい食事を心がけ、食事制限ではなく運動することが大事。
ダイエットで近道をしようとすると、理想的なボディバランスにならないことも多いので、地道に運動を続け、食事習慣を改善し、理想のボディを手に入れましょう♩