安くて温かいことから、寒い冬には欠かせないヒートテック。
ただ、ネット上で検索すると、寒い夜にはヒートテックが欠かせないという人もいますが、寝るときは避けた方がいいという人もいました。
家でヒートテックを着ると、着た瞬間はまだ温かくなく、むしろ冷たく感じますよね?
ヒートテックが温かいと感じる理由は、ヒートテックの持つ「吸湿発熱」という機能が、人間の発する水蒸気や汗を熱に変換していることにあります。
これによって、ちょっと歩いただけでも温かく感じることができるというわけです◎
汗をかくと熱に変わるので、最初の数分は温かいのですが、汗をかきすぎるとヒートテックをまた乾燥させない限り発熱がなくなります。すると、その汗によって逆に体が冷えてしまうと言われています。
吸湿発熱素材といっても、湿度を与えれば永遠に発熱し続けるわけではなく、一定量の水分を取り込んだ後は発熱効果がなくなる。
出典:https://nkbp.jp/1vXSsQo
だから、ウインタースポーツでは、ヒートテックを着ない方がいいと言われているそうです。
寝るときも着用は避けたほうがいいかもしれません。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。体温を下げるために汗をかいているのに、ヒートテックにより熱が出てしまい、余計汗をかいてしまいます。これによって一定の水分量を超え、今度は逆に体を冷やしてしまいます。
肌とパジャマのすき間がないと、体温調節が上手くできません。寝始めは一度体温が上がるので、汗をかきながら、体温を下げる必要があります。
出典:https://bit.ly/1D0pXDG
乾燥肌の人も注意が必要です。ヒートテックにより水分が熱に変換されるので、余計に汗をかいてしまい、乾燥につながります。
アトピーやニキビなど、肌トラブルをかかえている人は特に注意が必要です◎
ヒートテックを寝るときは避けた方がいいかもしれない理由を紹介しました。
もちろん汗をかきづらい人などは、寝ているときに着ていても問題が起きない場合もあります。汗をかきやすい人、乾燥肌の人、肌トラブルを抱えている人は特に注意した方がいいと思います◎
寒い冬の必需品のヒートテックですが、仕組みをしっかり理解して、着るようにしてみましょう*