写真を撮るとき、思わず初心者がやってしまうミスが、料理全体が入るように撮ってしまうということです。全体を写すと証拠写真のようになってしまいます。
Beforeの写真はなんか、美味しそうには見えないですよね。
Afterでは、一部をフレームアウトさせています。こうすることによって臨場感が生まれ、料理の素材が美味しそうに映ります。
ポイントは料理を右端か左端のどちらかにフレームアウトさせ、寄せること◎
写真撮影で逆光はNGと思っている人が多いと思います。でも、実は料理写真では逆行が最も良いとされています!
Beforeの写真は順光で撮っているので、料理全体にまんべんなく光が当たり、どこかべたっとしてしまいます。
逆光で撮ると、素材に立体感が出て、美味しそうに見えます。逆光>サイド光>順光の順でキレイに撮れると言われています!
同じ理由でフラッシュもNGです!フラッシュを使うと順光になり立体感が消えてしまいます。カフェに入ったらまず、窓際の席に案内してもらうようにしましょう◎
料理全体が枠内に入ることばかりを意識しすぎて、余計なものが映ってしまうことがよくあります。どれを撮りたかったのか見た人は分からないので、できれば関係ないものは取り除きましょう。
Beforeの写真は、友人の料理が写っているのはしょうがないかもしれませんが、ナイフやフォーク、イスなども写ってしまっているため、料理の美味しさがいまいち伝わりません。
Afterの写真では、余計な物は写していません。何の写真か分かりやすくなり、料理の美味しさが伝わってきます!
また、料理のお皿の一部を右端にフレームアウトさせるのもポイント。
料理全体を入れようとして横向きで撮る人が多いですが、実はプロほど縦撮りが多いのです!縦にすることで奥行きが生まれ、臨場感が増します。
Beforeの写真は、料理の様子は伝わりますが、肝心の美味しさはイマイチですよね。
Afterの写真は、縦に取ることで奥行きが生まれ臨場感が出ています。素材ひとつひとつが強調されています。
また、ついついま忘れなのがピントを合わせるということ!縦撮りでピントを合わせることで、料理の奥がほどよくボケてくれて、一眼レフの単焦点レンズで撮ったかのような写真が出来ます。
全部写すことに集中しすぎて、撮る時の角度が真上だったという人は結構多いように感じます。普段料理を食べている角度が美味しく見えるので、45度〜60度が一番自然で美味しく見えます◎
Beforeの写真は、奥行きが全くないので、質素になっています。また、自分の影も写ってしまうこともあります。
Afterの写真は、普段食べる時の自然な角度なので、美味しく見えます。また、奥行きがあるので、素材に目がいきやすく、料理の写真に臨場感や立体感が生まれています。
料理は出来る限り早く撮影しましょう。時間が経ってしまうと、料理の冷たさやパサパサ感はどうしても伝わってしまいます。出来立てであれば、料理のみずみずしさ、湯気など、多くの情報を伝えることができ、美味しく見えます◎
また、1発で上手く撮ろうとするとなかなか上手くいかないので、素早く角度を変えることで奇跡の一枚が撮れるかも!
美味しそうな料理は記念に残したくなるものです。ただ、お店の人や周りのお客さんへの配慮を忘れずに撮影しましょう!
店員さんに一声かける、シャッター音は消すなどすれば、気持ちよく撮影ができますね!紹介したすぐに出来るテクニックを是非試してみてください♩
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